滑りやすい滑りやすいと言われるMLBのボールですがそれでもこういった処理がされてるんですね。
1938年。フィラデルフィア・アスレチックス3塁コーチのリナ・ブラックバーンは、自宅近くの河川の泥が、ボールの滑り止めに適していることに気づいた。リナがその「自宅近くの河川の泥」でこねたボールを審判に見せたところ、その評判は瞬く間に口コミで広がり、アメリカン・リーグ全球団が「ブラックバーン家の近所の泥」でボールをこねるようになった。
リナが亡くなった1950年代後半には、その泥は「マジック・マッド(魔法の泥)」と呼ばれるようになり、ナショナル・リーグはもちろんのこと、ほぼ全てのマイナーリーグ、独立リーグ、大学、高校野球で使われるようになったという。
それ以来、半世紀以上の月日を経た「ブラックバーン家の近所の泥」は、最初の発見者のリナ・ブラックバーンの親友だったビントリフ一家に伝承され、現在はMLBの全球場で、毎試合前につや消し用としてコネコネされているのだ。
MLBのボールに練りこまれる「秘密のスパイス」とは?【動画】 | 日刊SPA!
最後の方にこねる球には泥じゃなくてツバしかついてねーだろって気がしないでも無いですが。
ちなみに日本だと以前は各球場のグラウンドの土などでこねていたそうですが、今は「もみ砂」という専用の砂が利用されているとのこと。
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