2012年8月24日金曜日

メルキーは潔いと思ったら……

リーグ機構は15日、今年のオールスター戦でMVPに輝いたジャイアンツのメルキー・カブレラ外野手(28)が、ドーピング検査で禁止薬物のテストステロンに陽性反応を示したため、50試合の出場停止処分を科すと発表した。

現在、ジ軍はナ・リーグ西地区で首位ドジャースに1ゲーム差の2位。レギュラーシーズンは残り45試合で、リーグ2位の打率・346、両リーグ最多の 159安打を記録している3番打者を欠くことになった。カブレラは「使ってはいけない薬物を使ってしまったということ。処分を受け入れ、チームメート、球 団、ファンの全てに謝罪する」とのコメントを発表した。

同選手は05年にヤンキースでメジャーデビュー。ジ軍移籍1年目の今季は自己最高のシーズンを送っていた。

球宴MVPのカブレラ 禁止薬物使用で50試合出場停止に ― スポニチ Sponichi Annex 野球
そもそも薬物を摂取する時点でアレなんですがそれをちゃんと認めるのは潔いなーと思ってたら
処分から逃れるために工作を行なっていたようで…。どういった内容なのかは以下。

NYデイリー・ニューズ紙によると、カブレラ陣営は、薬剤検査が陽性だったとMLB機構から通知 された後、出場停止処分に対し「異議申し立て」を計画、「意図的に禁止薬剤を使用したのではなく、たまたまインターネットで購入した薬剤にテストステロンが成分として含まれていた」とする主張を「弁護の柱」とする作戦を立てたという。
 
(中略)

そこで、カブレラが「自分の責任ではなかった」ことを証明するために何をしたかというと、ま ず、実在するオンライン薬剤販売サイトを1万ドルで購入した。次ぎに、買収したサイトに変更を加え、販売商品リストに、「テストステロンが含有されている のに、その成分が正確に記載されていない」薬剤を付け加えた。「テストステロンが入っていると書かれていれば絶対買わなかったのに、サイトが不正確な記載 をしたせいで買ってしまった。本人の責任ではなかった」とする「証拠」を事後にねつ造したのである。

これにより追加処分が課され僅かながらあったポストシーズン出場のチャンスも失うことになるようで。

しかし弁護士もこの作戦はあまりに無茶だとは思わなかったのか……。

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