2012年5月19日土曜日

デビッド・ライト激怒



 しかも、レギュラーでOPSが8割を超えているのはライト一人だけ。「ただ一人でチームを引っ 張っている」と言っても言い過ぎとはならないほど頑張っているのだが、5月15日、このライトが、試合中、ベンチ内でテリー・コリンズ監督に公然と食って かかる事件を引き起こした。いったい、チームの主砲は、何が不満で、試合中、監督に食ってかかったのだろうか?
 
 ライトが監督に食ってかかる事態を引き起こした張本人は救援投手のD・J・カラスコである。ブ ルワーズ相手に0対7とリードされた7回表、敗戦処理として登板したのだが、二死を取った後、二番のリッキー・ウィークスに本塁打を浴びてしまった。その 「腹いせ」に、よせばいいのに、次打者のライアン・ブラウンに対して初球を肩にぶつけたのであるが、主審が「故意死球」でカラスコを退場させたのは言うま でもない。

 7回裏、メッツの攻撃は三番のライトから。「敵が主砲にぶつけたのだから、こちらも主砲にぶつけ返す」とブルワーズが待ち構えたとしても不思議のない状況となったのである。

 しかし、コリンズにしてみれば、絶対に欠くことのできないチームの屋台骨が死球で怪我をさせられたのではたまったものでない。試合は0対8の大差で決着がついているとあって、ライトを引っ込めて代打を送ったのだった。

李啓充 MLBコラム : メッツ 主砲が監督に食ってかかった理由
ライトからしたらコリンズの余計なおせっかいで自分がまるで死球にビビってベンチに引っ込んだチキン野郎になってしまったという怒りもあるんでしょうか。
まあそもそもわざと死球を与えるなんて暗黙のルール?がどうかしてると思いますが。 ハーパーの件といい。

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