2012年6月26日火曜日

トミージョン手術には2つの術法がある

現地時間6月9日、ついにあの男が帰ってくる。昨年6月10日に右ひじのトミー・ジョン手術を受けてから365日、最後の登板となった5月16のオリオー ルズ戦から390日ぶりのメジャーの舞台は、ボストンで行なわれるナショナルズとの交流戦。松坂大輔のメジャー第2章が、ついに始まろうとしている。

【MLB】「本当の復活は来年」。松坂大輔が受けた手術の中身とは?|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|MLB 
まあ松坂云々は置いといて興味深い内容が以下
トミー・ジョン手術から1年でのメジャー復帰は、過去の例で見るならば最速の部類に入る。マーリンズのジョシュ・ジョンソンは343日(2008 年)、ナショナルズのストラスバーグは368日(2011年)で戻ってきた。復帰への期間で考えれば、松坂はこのふたりと肩を並べる。

一般的に、復帰までは術後12カ月から18カ月を要すると言われているが、個人差だけでなく、術法の違いからもこの差は生まれてくる。

上記の3投手については、「術法はほとんど同じだった」とレッドソックスの医療担当者が教えてくれた。

ダブルループとトリプルループ――トミー・ジョン手術には、このふたつの方法があり、ダブルループとは肘に移植した腱を2重に巻き付ける術法で、トリプルループは3重に巻き付けるものだ。また、腱を巻く際の強度も選手によって異なり、分かりやすく一般的な例で説明するならば、強く、きつく巻くほど、リハビリには時間がかかるが、その反面、新しく作られた靭帯の強度は屈強になる。

前出の医療担当者によれば、ジョンソンもストラスバーグも松坂も術法はダブルループ。巻き付けの強度も一般的な強さだと言う。それが意味するものは、12カ月前後での復帰を目指す術法ということだ。
術法に違いがあるんですねえ。 いわゆるTJで逆に球速が上がるなどの効果をもたらすのはトリプルループ?でこれが少年プレーヤーで流行ってたりして問題になってるやつなんでしょうか。

ちなみに上記以外にTJから早期復帰した選手ではエディソン・ボルケスの348日、ジョーダン・ジマーマンの372日があったりします。

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